【泉質】 塩化物泉は特に筋肉の凝り、痛みを和らげる効果が大きい。
【温浴を禁じるとき(禁忌)】
- ぎっくり腰
- 痛みが強くて立てないとき。
- 寝返りをしても痛みが強いとき。えびのように横向きで、ひざを曲げて安静にする。
【温浴法】
- 一日の入浴は3回まで
- 食後30分以上経ってから入浴する。
- 基本的にはぬる目の湯(39±1℃)がよい。
- 1回の浴槽内時間は10〜20分(額が汗ばむ程度)で止める。
- ほんのり汗ばむ程度で「一度出浴して休み、また浸る」を3回まで。
- 高齢者は早朝と午後9時30分以降の入浴は避ける。
- 高齢者は仲間と一緒に、一人の入浴は避ける。
【入浴中】
かけ湯5杯
- 半身浴で3分。
- 両手でふちを持って、腰の屈伸運動を軽く5回。
- 浴槽の段に浅く腰掛け、両膝を揃えて左右交互にゆっくり倒す運動を5回。
- または、上半身を左右にひねる運動を5回。
- 腹をふくらませたり、へこましたりの運動(腹式呼吸)
- 休息
- 圧注浴(ジェット浴)、打たせ湯で腰に5分当ててもよい。
- 浮き身の姿勢で入浴した後で出浴。
- 水滴を十分ぬぐって、水分を補給して安静。
途中で「一度出浴して休み、また浸る」
この場合、身体を洗ってもよい、また、洗髪してもよい。
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